住宅を手放したくないため、個人再生で債務整理を行ったケース
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【個人再生を依頼前】
借金額
(住宅ローン除く)297万円 毎月の返済
(住宅ローン除く)11万円 完済までの期間) ー -
【個人再生を依頼後】
借金額
(住宅ローン除く)100万円
(197万円の減額)毎月の返済
(住宅ローン除く)2万7777円
(約7万3千円の減額)完済までの期間) 7年
「相談前状況」
Sさんが当事務所に相談に来られた際、借入先は12社297万円あり、すでに返済をするために他社から借りて、返済するという状態になっておられました。
さらに自宅をお持ちで、住宅ローンの支払いがありました。もともとは順調に住宅ローンを支払っておられましたが、ある信販会社のガソリンカードを作った時に、財布がなく、深く考えることなく借入をしてしまいました。
これをきっかけとして、現金が足りない時に頻繁に借り入れをするようになりました。妻に内緒で借入をしていたこともあり、言い出せないうちに借入と返済を繰り返す悪循環にはまっていました。
「解決方法」
自己破産という手段もありましたが、Sさんは、住宅を手放したくない、またお子さんの学区も変更したくないというご意向をお持ちでした。自己破産を選択すると自宅は手放さなくてはなりません。
①子供たちへの影響を考え、引越はしたくない、自宅はなんとか守りたいという想い②務めている会社は10年以上の勤務実績があること③他の無担保ローンを圧縮できれば、住宅ローンは支払うことが出来ること等から、小規模個人再生手続をとることになりました。
「解決後状況」
小規模個人再生手続後、住宅ローンの支払いは毎月継続しつつ、他の借金は約3分の1に減額されました。
再生手続きの条件にうまく合致したため、破産をする必要もなく、また家計の状態をSさんとご相談しながら見直したことにより、自宅に住み続けながら、家計に少し余裕をもたせて、返済を続けておられます。特に小規模個人再生手続を取ったことを他人に知られることもないため、今までと同じ日常を過ごされています。
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